2007年 08月 24日
アキレス腱炎になったかも。左足がいたい。
ストレッチのやりすぎでアキレス腱炎になるのか?よく階段に足をのせてストレッチするとアキレス腱がきもちいいのだが、どうやらそれをやりすぎた?
アキレス腱炎は、ふくらはぎの筋肉とかかとを結ぶ丈夫な腱であるアキレス腱が、炎症を起こした状態です。 ふくらはぎの筋肉とアキレス腱はランニング中の動作のうち、かかとの着地後に足の前部を地面につける動きや、反対側の足が着地する直前に、つま先をけり出すと同時にかかとを上げる動きを担っています。 アキレス腱炎は、この腱にかかる負荷が腱の強さを上回ったときに生じます。下り坂では、足の前部を地面につけるまでの動かす距離が長くなるため、アキレス腱により多くの負荷がかかります。上り坂では、けり出しの際にかかとを上げるために、ふくらはぎの筋肉は平地での運動時より大きな力を出す必要があるため、やはりこの腱に負荷がかかります。ヒールカウンター(靴の後部のかかとを包む部分)が柔らかい靴をはくと、靴の中でかかとが必要以上に動いてしまうため、アキレス腱に不均衡な負荷がかかって断裂を起こしやすくなります。底が硬い靴をはくと、足指の付け根が曲がらないため、つま先がけり出す直前にアキレス腱にかかる負荷が大きくなります。 機能的・構造的な各種の異常があると、アキレス腱の損傷が起こりやすくなります。足の小指側に体重がかかりすぎる(回内)、着地の際の接地部位がかかとの後方すぎる(ランニングシューズの底を調べ、かかとのどの部分が最もすり減っているかでわかる)、O脚である、太ももの裏側の筋肉(ハムストリング)やふくらはぎの筋肉が硬い、土踏まずのアーチが高い、アキレス腱が硬い、かかとの変形がある―といった異常がこれに該当します。アキレス腱は、周囲をさやで包まれて保護されています。さやと腱の間には脂肪の薄い層があり、これによってアキレス腱は円滑に動くことができます。アキレス腱が傷つくと、腱とさやの間に瘢痕(はんこん)が形成され、腱が動くたびにさやが引っぱられるようになります。 痛みが主な症状で、じっとしていた後に動きを始めるときに最もひどく痛みます。痛みやこわばりがあっても、歩いたり走ったりしているうちに痛みは軽減します。これは、動きとともにアキレス腱を包むさやの温度が上昇して柔軟になり、腱が動きやすくなるためです。 痛みを無視して走り続けていると、しなやかだったアキレス腱はやがて硬い瘢痕組織で占められ、運動している間も絶えず痛むようになります。こうなってしまえば、回復の見込みはほぼありません。 治療にあたって重要なのは、痛みが続く間はランニングや自転車こぎを控えることです。その他の治療は、考えられる原因や損傷の素地となった状態によって異なります。底が柔軟な靴を選び、かかとの部分が厚くなった装具を挿入し、腱の張力を減らしてかかとを安定させます。足が上に反っているとアキレス腱への血流量が減りますが、これはかかとにウェッジの入った靴をはくことで解消されます。ハムストリングのストレッチ運動は、痛みがなくなったらすぐに開始できます。足指を上に反らせるといった、アキレス腱を強化する運動も有用です。ランニングを再開しても、アキレス腱が完治するまでの期間(数週間から数年間)は、上り坂や下り坂を速いペースで走ってはなりません。 外科手術が必要となる場合もあります。また手術の代わりに、結石の破砕などに使われるのと同様の体外衝撃波療法が行われることもあります。 治療は整形外科 しばらくの間、痛みが軽くなるまで、練習を休む必要があります。痛みが取れるまでは、かなり長い時間が必要です。途中で、「まあ、いいや」と運動を始めるとまた悪化してしまい、何年も症状が続くことがあります。 坂道を登るときなどに痛みはじめやがて患部が腫れ、しだいに痛みが激しさを増して行き何かに触れただけでも痛みを感じるようになってしまいます。 アキレス腱周囲炎 アキレス腱はパラテノンという腱鞘(けんしょう)のような組織に包まれています。 アキレス腱はその中で滑らかに動いていますが、 あまり激しく足関節運動を続けすぎるとこれが充血し腫れて腱を動かす際に摩擦抵抗が増加して痛み・機能障害があらわれます。 アキレス腱(部滑液)包炎 滑液炎は普通アキレス腱の過伸展によって起こります。また、激しい足関節運動によっても起こり、症状としてはアキレス腱の踵骨への付着部の下が腫れて痛みを生じます。 また冷却療法で腫れや痛みを和らげる事が先決で痛みの原因となった活動を中止して下さい。活動が可能になっても、 急に走り出したりせず十分ストレッチを行い腓筋やアキレス腱を伸ばし軽い運動から始めるようにして下さい。再発の予防としては十分時間をかけて治すことです。 ◇アキレス腱炎◇ アキレス腱炎はふくらはぎの筋と踵をつなぐ厚い腱の部分に起こった炎症です。この炎症は、腱の繰り返しの伸張による微小断裂の結果として起こったものです。アキレス腱への血液供給が乏しい為にアキレス腱炎は非常に治りにくく、初期症状に注意することが何よりも重要です。 走ったときや跳んだときにズキッとした痛みを感じ、普段でもアキレス腱を押すと痛みます。放っておくと運動後にアキレス腱が腫れて、動かすたびにパチパチと音を立てるようになります。症状が進んでくると歩行や階段の昇り降りができなくなってしまいます。この障害はこじらせると治るのに時間がかかってしまうので、早めにスポーツクリニックに受診してください。 走ったり跳んだりすると、すねやふくらはぎの筋肉がアキレス腱を引っ張ります。その負担が繰り返されてアキレス腱が部分的に切れ、炎症が起こります。 圧痛が取れるまで走るのをやめてアキレス腱を休ませるのが第一です。また、アイスマッサージやストレッチを毎日欠かさずやることも大切です。冷湿布や消炎スプレーを使うのもよいでしょう。これらの治療をきちんと行えば長くても三ヶ月程度で完治するでしょう。 《原因》 (1)ふくらはぎの筋肉が急激に収縮した時にアキレス腱が過緊張され、アキレス腱に微小な断裂が起こる。 (2)長時間のランニング等による摩擦。 (3)連続したジャンプ動作などによりアキレス腱に過度のストレスがかかる。 (4)ふくらはぎの筋肉に柔軟性が欠け、固く、短くなり、アキレス腱が絶えず緊張している。 (5)着地時にかかとが内側か外側へ回転することにより、アキレス腱にストレスがかかる。 (6)その他、練習場所など 主な症状としては、痛み、腫れなどで、初期には練習以外に痛み練習中には痛みが消える場合もありますが、徐々に痛みが強くなりひどくなると慢性の痛み、腫れ、さらに進むと血行障害が起きたり、しこりができたりします。 この方の場合、現状では腫れがなく、柔軟性もあるので問題ないように思われますが、アキレス腱(周囲)炎は再発しやすく慢性化するとやっかいです。アキレス腱の痛みの原因を探って、しっかりと対処し、早い時期に治すことが大切です。 《処置》 ・急性期には消炎鎮痛剤を塗布し、2週間ほどの休養をとる。 ・炎症が治ったら、患部を温めてふくらはぎのストレッチングを行う。 ・アキレス腱の痛みの原因を調べ、対処する。 (例)練習内容・練習量・練習場所の見直し、筋力トレーニング、シューズの改良など。 ※慢性的な痛みは、アキレス腱自身に原因をもつ場合もあり、医師の診断を勧める。 《予防と対策》 (1)練習前には温め、練習後は冷やす。(アイシング) (2)普段からストレッチングを十分に行い、筋肉や腱の 柔軟性を保つ(特にふくらはぎ)。(図2) (3)休息を入れた運動メニューを心がける。 (同じ動作を長時間繰り返さない) (4)コンクリートや固い床での練習はさける。
by phddna
| 2007-08-24 15:13
| 日常
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